有機野菜と聞くと「健康に良い」「手間暇がかかっているので美味しい」「高い」といったイメージを持たれているかと思います。
値段が高くても健康によく美味しい有機野菜についてまとめました。
有機野菜を使用するメリット
有機野菜を作る畑は3年以上農薬(化学肥料)を使わずに栽培され、認証機関に認められた野菜です。
パッケージにJASマークが印刷されている野菜を見たことはありませんか?それが有機野菜です。
日本ではJAS規格により有機野菜にはJASマークを付けることが義務付けられています。
ただし、完全に無農薬というわけではないので、「無農薬」と使うことは禁止されています。
有機野菜は一般的な野菜に比べ手間がかかるため、野菜本来の味を楽しめます。そのまま食べても美味しく感じられるでしょう。
味だけではありません。栄養価も高く、特に抗酸化物質が多く含まれています。通常の野菜に比べると65%も抗酸化物質を多く含む研究結果もでています。
何故かというと有機野菜は基本的に農薬を使わないからです。野菜自身が害虫や病気から身を守るために抗酸化物質を多く作るためだと考えられています。
抗酸化物質には老化の原因となるといわれている活性酸素を除去する働きがあります。栄養価も高いためビタミンやミネラルが多く含まれています。
サプリメントでも抗酸化物質やビタミン、ミネラルを多く含むものもあるので、食事の補助として使ってみるのもおすすめです。
また、安全面についてだけではありません。有機野菜と名乗るには放射性物質が含まれていないこと、遺伝子組み換えではないことも条件となります。
そのため、一般的な野菜と比べてかなり安全であることは間違いありません。
また、農薬を極力使わずに作るため自然環境へのメリットもあります。
スーパーには外国産の野菜が並んでいますが、農薬の使用基準が日本とは異なります。さらに遠いところから運ばれるとなると大量の農薬が使われているでしょう。
そのため、健康のことを考えると日本で作られた野菜の中でも、安全性の高い有機野菜を使用することをおすすめします。
子供のためにも有機野菜を使用したい
小さなお子さんを持つお母さんには、小さい子供に「何を食べさせたら良いのか?」とぜひ考えていただきたい。
安いから、子どもが欲しがるからと何でも与えるのではなく、体に良いものを選んで食べさせることを意識して食べ物を選んでいただけたらと思います。
有機野菜は体を私たちの体を健康にするだけではありません。土地を良い状態にして良い環境をつくってくれます。
安全面を考えたらぜひ有機野菜を選んでください。