夜の営みの回数とED

夫婦関係

世代別にみた性交渉の回数

男女が体を重ねる行為は、大切なコミュニケーション方法の1つです。若い時は盛んに行なっていた夜の楽しみが、歳を重ねるにつれてだんだん回数が減ってきた…と感じる女性は多いかと思います。デリケートな問題のため、家族や友人、知人に相談しづらいぶん、深刻に悩む女性も多い状況です。

また、世間的にはどれくらいの頻度で夜を営んでいるのか気になる女性も多いはず。
1ヶ月のうちに行なわれる夜を営む回数はおよそ2回といわれています。なかには「5回」という方もいますが、少数派に分類されています。

世代別にみた性に関する意識調査
出典:二ッポンのセックス2018年|相模ゴム工業株式会社のプレスリリース

日本でコンドームを製造している相模ゴム工業株式会社の行なった「ニッポンのセックス」によると、1ヶ月に行われる男女の交わりは、全体平均で2.1回です。
では、年代別に見てみるとどうなるのでしょう。

20代

平均は1ヶ月に4回です。若い時期は有り余るほどのパワーがありますので、異性と濃密な時間を過ごす回数もほかの年代と比較して多い傾向にあります。
ところが、近年の若い世代にみられる内気な性格、「草食系男子」が性行為回数の減少に結びついているようです。相模ゴム工業株式会社が行なった調査によると、「あなたはセックスの経験がありますか」という質問に対して、34.1%が性交渉の経験はないと回答しています。

30代

30代の平均頻度は3回ほどです。この時期は、経済的に落ち着きはじめ、人によっては結婚し家庭を築くようになります。20代と比較して男女の交わる回数に大きな差はみられません。世代によってパートナーとの頻度が多い人・少ない人と差がではじめる時期です。

40代

40代からは性交渉の回数がだんだん減っていきます。異性との情熱的な夜を過ごす意識が低下していき「面倒だ」と考える方もいるようです。こうした意識の低下を改善できれば、夜の営みの回数は増えるでしょう。

EDによるセックスレス

疲れやストレスが溜まっていると、パートナーとの夜を楽しむことも難しくなります。
そうなると、男性側でED(勃起不全)を発症しやすくなり、ストレスが原因でEDになるという結果も出ているのです。
そのため30代以降の男性は、セックスレスの原因にEDが関与していないかを疑う必要があります。

実際にEDの場合は専門のクリニックを受診して、服薬治療で改善させることが可能です。

参考:EDとは【浜松町第一クリニック】

一番はストレスを溜めないなどの改善も必要ですが、根本的な解決を行っても症状が治らない場合にはこうした専門的な治療も視野に入れたほうがいいでしょう。
また、EDは男性側のみの問題だと思いがちですが、夫婦であれば二人の問題として取り上げ、一緒に前向きに解決できるように努力するべきです。

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