梅雨時期注意!マットレスのダニ対策

マットレス

ダニ対策の重要性

寝具に住むダニは生きているダニより死んでしまったダニや抜け殻や糞が厄介です。
これらを吸い込むとアレルギーや喘息を起こす原因となります。
一度、アレルギーや喘息が発症すると完治まで数年かかるため、対策が非常に重要です。

ダニ対策について

マットレスのダニを除去するには高温で洗って乾燥させるのが効果的です。
寝具に多く住むコナヒョウダニは50度以上の熱処理を10分間以上行うと死滅できます。
マットレスの耐熱温度を確認し、それ以上の温度にならないように注意し行いましょう。
他には布団乾燥機で熱処理やダニ駆除剤を使用する方法があります。
布団乾燥機だと3回以上の使用で効果がありますが、高温になってしまうため、マットレスの素材によってヘタリの原因になってしまいます。
ダニ駆除剤は布団・マットレス用がありますのでそちらを使いましょう。直接肌に触れるものですので、注意が必要です。
自宅での洗濯が難しいのなら、クリーニング業者に依頼しましょう。それなりの価格になりますが確実です。
天日干しはダニを退治するほどの効果がありません。特にウレタンマットの場合、熱により劣化してしまうので天日干ししてしまうと効果がないばかりではなく、マットレスの寿命も縮めてしまいます。
アイロンのスチームを使う方法もありますが、マットレスには向きません。熱により劣化してしまい寝心地に悪影響です。

ダニ予防について

ダニを退治しないといけないほどダニがいたと考えると、このマットレスはダニの好む環境だといえます。
そのため、ダニが発生する要因を立つ必要があります。
おすすめなのが防水加工の防ダニシーツの使用です。理由はダニのエサになる老廃物(フケ、アカなど)がマットレスにたまらず、防水加工がされているので汗で湿らなくなります。
ダニだけではなく汚れ防止になり、普段使っていたシーツから変えるだけなのでお手軽です。
敷パッドも役立ちます。特に除湿機能があるものだとダニの繁殖の予防を期待できます。
お菓子の湿気防止に使われるシリカゲルを使った敷パッドを使えば、寝汗を吸収してくれて蒸れにくくなるので、ダニ対策になります。

また、こまめにマットレスの手入れも大切です。

  • 寝室の窓を開け、換気をする。
  • シーツをこまめに取り換える。
  • 両面使用可能なマットレスなら半年に一度は使う面を変更する

手入れをきちんと行えばダニ予防ができます。
小さなお子さんがいたり、ダニアレルギーを持っていたりする場合はこまめな手入れを心がけましょう。

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